「行く」と「来る」 - go と come


日本語の「行く」と「来る」で覚えてしまうと混乱してしまう「go」と「come」について調べてみました。

go
元の場所から立ち去って(離れて)進んでいくイメージ

For here or to go?
こちらでお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?

I have to go.
行かなくちゃ
come
何かが向こうからやって来るイメージ

I'll come to your office.
あなたの職場へ伺います。

Dinner is ready. - OK. I'm coming.
夕食の支度ができたよ。 - はい。今行きます。
日本語の「来る」「行く」が、話し手のいる場所を中心として使われているのに対して、英語の「come」「go」は、話題で注目されている場所を中心として使われます。
上の例文の、I'm coming. を I'm going. にすると、夕食は食べずに外出すると思われてしまうかもしれません。
こんな感じ(だと思う)
話し手・聞き手・話題になっている場所
  ↓             ↑
  ↓離れる         ↑近づく
  ↓             ↑  
  go             come

「ある状態になる」という意味でも使われます。
The milk has gone sour.
ミルクが腐っちゃった。
⇒普通に飲める状態から離れて腐った状態になる

May all your dreams come true.
あなたの夢が全部叶いますように。
⇒夢が実現する状態が近づいてくる
(意味が分かるとなんかワクワクしてきます^^;)
go は悪い方向へ、 come は良い方向への変化に使われる傾向があるそうです。

日本語訳に惑わされないで本来のニュアンスをつかめるようになれるといいなぁと思います。







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